活字耽溺者の書評集

好きな本を自由気ままに書評するブログ。

2019-01-25から1日間の記事一覧

【書評】ことばを編むとき、人間模様が見えてくる――『辞書編集、三十七年』(神永曉/草思社)

※この記事はHONZからの転載 です。 ことばを編むとき、人間模様が見えてくる 本書の帯に、心惹かれるこんな一文がある。 辞書編集とは“刑罰”である。 これは、『日本国語大辞典(日国)』の第二版編集作業中の1999年11月、小学館辞書編集部にふらりと現れた…